ラジエータ交換 | Honiさん見聞録

冬に備えて車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換したときに、車体の下に水が垂れているのを発見。ポタポタというほどではないが、駐車場のコンクリートに小さい水たまりができている。タイヤの空気を入れる時、コンプレッサーを動かすためにエンジンをかけたが、そのときに水が出たのだろう。

問題なのは、この水の正体である。通常エンジンルーム下の水はクーラーによるものなのだが、冬にクーラーは使わない。パッと見で水の色までは分からないが、嫌な予感がする、と指先にその水をつけ匂いを嗅いで確認。予感的中、冷却水である。

自分の車の場合、冷却水漏れで最初に疑うべきはラジエターのアッパーホース付近である。水温計のためのセンサブロックをアッパーホースに割り込ませているので、若干無理がかかっているようなのである。

しかし、今回はアッパーホースではなさそうで、周囲に水漏れの形跡はない。というより、どのホースの周辺でもなさそうなのだ。うむ、これはラジエータ本体からの漏れに違いない。ネット情報によると、純正ラジエータはアルミ製の放熱部の左右に樹脂製のタンクという構成で、この樹脂製のタンクが経年劣化によってひび割れを起こすのだそうだ。自分の車は新車登録から20年以上経つので、このくらいのことは想定内である。

そこで、ラジエータを交換することにしたのだが純正は約6万円からとかなりの値段である、とはいえここを変にケチケチして後日大きなトラブルになるのも嫌である。一方で、より冷却性能の高い(高そうな)ラジエータに換装という選択肢も捨てがたい。車が使えないのは不便なので、納期が長くなりそうなものは選択肢から除外せざるをえない。

結局、色々考えた結果サードパーティ製の純正相当品を購入することにした。銅製のスポーツタイプというのも考えてみたが、納期がはっきりしないので却下となった。メーカーはKOYORADとCoolingdoorで悩んだが、どちらも評判は悪くなかったので、割安だったCoolingdoor製を選択。調べてみるとモノタロウで買うのが一番安かったので、モノタロウでポチッとな。それにしてもモノタロウで車の部品が手に入るとは驚きだ。注文から1～2日くらいでラジエータ到着、早い！

折角ラジエータを交換するので、ラジエータのマウントやホースの類は全交換。古い車だけにこの辺りのゴム部品はいずれも経年劣化しているので一気にやったほうが効率が良い。

ラジエータ交換の手順は、