GSIクレオス 水性ホビーカラーのリニューアル版

模型

GSIクレオスの水性ホビーカラーがリニューアルされたそうだ。去年の11月ということなので、既に一年近く経ってはいるのだが、折角得た情報でもあるし、個人的にも非常に興味があることでもあるので使ってみることにした。

水性ホビーカラーのリニューアル版の特徴は

  • 塗膜が強くなった
  • 溶剤が改良されて健康面への影響が少なくなった。
  • 乾燥時間が短くなった

だと言われている。このうち、塗膜の問題は無視できない。というのも、自分は水性アクリル塗料の塗膜の弱さに嫌気がさしてアクリジョンに乗り換えた経緯があるくらいで、自分にとって塗膜の強さは塗料を選ぶ決定的な要素だからである。

ちなみに、自分の仕様塗料は、最初ラッカー系、次に水性アクリル、塗膜の弱さに嫌気がさして再度ラッカー、子供と一緒に住むようになって水性アクリル、やっぱり塗膜が弱いので今はアクリジョンを使用している。

また、リニューアルされた水性ホビーカラーは隠蔽性も高いと聞いた。これは試してみなければなるまい。

今回生贄になったのは、タミヤの旧キューベルワーゲン。私が大学生のころは350円で買えた、今から30年も前の話である。数点の部品で大体の形になる、旧キット素敵だ。

どの塗料であっても黄色系の隠蔽性は低い。そこであえてオレンジイエローをチョイス。ジャーマングレーの成型色に黄色がどこまで頑張れるか。

とりあえず車体下面を水性ホビーカラーで筆塗りしてみる。これは一回目だからというのもあるが、黄色系はやはり苦しい。ちなみに、塗料の濃さは瓶そのままの状態。

塗膜の強さは割といい感じ。風呂上がりの指で触ったら指紋がついたなんて事故はおきなさそう。個人的には、もうこれだけで合格である。

ちなみに、アクリジョンのオレンジイエローだとこんな感じ。一回目だとあまり変わらない。こちらも瓶から直塗り。

水性ホビーカラー2回目。色は乗りつつあるけどまだまだ。水性ホビーカラーは乾燥後も同系の塗料に侵されるので、塗り重ねは手早くが基本だが、塗料の伸びがよく塗装はしやすい。

アクリジョンのオレンジイエロー2回目。1回目は水性ホビーカラーと同じくらいだったが、2回目を塗ってもあまり変化がない印象。アクリジョンは乾燥後であればアクリジョン溶剤によって溶かされないので、筆塗りの重ね塗りには適しているはずであるが、どういうわけか1回目と比較して塗料の伸びがいまいちだった印象を受けた。まあ、普段はもっと薄めて塗るので気にならなかったけど。

車体の側面はアクリジョンのベースカラーを塗ってみた。さすがベースカラー、一回目でほぼ色がついている。車体内部は水性ホビーカラーのブルーグレーで塗ってみた、こっちは問題ない発色。

個人的には塗膜が丈夫というだけでもう合格なのだが、困ったのはアクリジョンとの使い分け。今から揃えるのであれば、それまでの塗装スキルがそのまま使えるリニューアル版の水性ホビーカラーが良いと思う。特に、エアブラシメインであれば、水性ホビーカラーの方が使いやすいだろう。

一方、ガレージキットをサフレス塗装したいなどプラスチック(ポリスチレン)以外も塗装したい場合や、乾燥後は溶剤に溶けないというアクリジョンの性質をうまく使ったテクニックを持っている場合はアクリジョンだろう。

自分は、アクリジョンの大量在庫があるので、しばらくはアクリジョンをメインに使いつつ、部分的に水性ホビーカラーのリニューアル版を使っていこうと思う。

ちなみに、今回生贄にされたキューベルワーゲンですが、後でスタッフが美味しくいただきました。

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