ドールハウスのキットを組み立ててみた(1)

作ってみた

組み立て式の模型というとプラモデルをまず思い浮かべてしまうが、プラモデル以外にも組み立てを楽しむ模型趣味は沢山ある。最近、Amazonのサイトを覗いているときに、ドールハウスのキットを見つけた。調べてみると結構な種類があり、中々楽しそうにみえたので一つ購入してみることにした(結局Yahooショッピングのサイトで購入したのだが)。

製品はRobotimeという海外(多分中国)のメーカーのもので、Amazonを探すと同社の同じ製品をいくつかのショップで取り扱っている。私が選んだのは「つくるんです」という会社が販売を行っているもので、説明書が日本語であるいうことが特徴であり、これがここからの購入を決めた理由でもある。キットとはいえプラモデルほど製作の説明が簡単とは思えなかったため、製作の経験がないのであれば日本語の説明があったほうが無難だと思う。一方、一度でもこの手のキットを作ったことがあれば、説明書が日本語でなくても絵を見て製作はできるかもしれない。

箱を開けるとこんな感じでパーツがびっしり入っている。これを丁寧に組み立てていくわけであるが、プラモデルのようにすべての部品に番号付けするわけにもいかないだろうにどうしているのだろうか? 説明書を読みながら作っていけばわかるだろう。

これが説明書である。思ったよりしっかりしたものである。

説明書の中身はこんな感じ。接着剤や塗料(ポスターカラー?)、ピンセットや筆なんかも同封されている。工作の難易度は、普段工作をしない人にとってはやや高いかも知れないが、普段からカッターを使って工作等をしている人にとっては問題なく取り組めるだろうと思う。ただ、工程が多くて相当楽しめそうだ。

部品は袋ごとに小分けにされており、各袋には番号がつけられている。説明書にはこの袋の番号と、部品形状などの特徴が指定されているので、一応部品を特定することはできる。「一応」と書いたのは、これでも少し説明が難しいものがあり、袋の中の部品を複数並べて説明書の説明を読みながら吟味する必要が生じたからである。

他の袋も並べてみる。ノリ、筆、接着剤やピンセットなんかもある。

袋に入り切らなかったものたち。実際にはビニールで封がされており、輸送中にバラバラにならないようになっていた。

紙で作るものはこんな感じ。印刷は綺麗なので板に貼るだけでそれらしい表現になる。

シナベニアをレーザーカッターで加工した板部品。それぞれの番号は左側においた別紙で確認できる。説明書には左側の紙の番号が指定されており、これを照合してベニアから部品を切り出して使う。ベニアの部品はバラけない程度にところどころ(プラモデルのゲートみたいに)残してあるだけなので、切り出すのは簡単にできる。

実際に組み立ててみると、プラモデルはやはり「絵」なんだと感じる。全て同じ素材をそれらしく表現するために立体に絵を描く、これがプラモデル。ドールハウスでは、木目を出したい場合は描くのではなく本物の木材を使うか、あるいは薄い木材シートを貼るのだ。勿論、本物が塗装してあるところは塗装もするだろうが、基本的に本物と同じものを使うか本物を貼るのがドールハウスの文法なのだ。木材の縮小模型としての表現として考えると、本物の木材を使うのは少々強引なのだが、スケールによってはアリだろう。何よりも様々な素材のものが混在している風景としての説得力はプラモデル以上だ。

とりあえず、カウンターが完成したので1/24くらいの人形と並べてみた。やっぱり1/24よりは少し大きい気がする。カウンターの台はシナベニアにカンナ屑のように薄く削った木材シートを張り込んでそれらしくしている。足元の木材も同様の表現。側面の壁紙調の部分は紙を貼ったもの、足掛けは金属線などで出来ている。材質のハイブリッド感はこれだけでも十分に味わえる。シナベニア部品の5面に木材シートを貼るのは結構時間がかかるがこれだけで達成感もある。

ドールハウスのキット。プラモデルとは勝手が違うものの新鮮で楽しい。こりゃ当分楽しめそうだ。

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